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あらすじ:
台湾編では優しい協力者のもと、上手い具合に荷物搬入問題を解決してきた悶亭とすなめりドリル&悶KIDであったが、次のミッションは韓国釜山!
しかも東方オンリー(くじ引きでの参加)なので、ガラガラとかクッションを運ぶから荷物むっちゃでかいぞ!どうする!?
はたして、選ばれた方法は…?
③フェリーで行く
福岡県民でよかった!
フェリーのツアーは金額的には最高です。釜山往復に現地のホテル二泊つけても1万円以下のツアーとかあるんですよ!(なんか、セウォル号の事件とかあった時期で、ムッチャクチャあり得ないほど安かった。)荷物は手持ちで船内に持ち込む分には無料だし、預ける場合でも、一個600円で何個でも現地に運ぶことができるんです。
同じ船ルートでも、ビートルは全然ダメ。風が強いだけで欠航するし、荷物預けられないし。断然フェリーです。
ただ、フェリーにも、大きな問題が3つありました。
まず、税関がすごーくうるさいこと。大きな荷物をみると絶対に呼び止めて根掘り葉掘りの質問責め。インボイス見せても見てくれない。
メインの職員さんは頑固な学校の先生って感じでこっちの主張は聞かないので、運が悪いとインボイスの金額から関税額を増額して、これを払って来いと言われるのでひやひや。
その横ではやや御年配の女性が荷物あけまくり。イラストが見えたら、これ子供にあげるからちょうだいとか言ってくる。
これ、あれだわ。大阪のオバチャン的な。
あげてもいいけど、それに関税かけられるのは納得いかないよね。韓国内に持ち込んでないからね。私達は。
次に、預け荷物の扱い。
…雑って言葉で表現して、皆さんが想像するのは、角折れとか段ボールの破れとか、スーツケースのひびだろうか?
↓フェリーに預けた荷物の現実はこう↓
ボストンバッグだった場合→
50%の確率で持ち手がなくなる
キャリーバッグだった場合→
80%の確率で持ち手かファスナーかバーが壊れてる
段ボールだった場合→
全て角が取れたコロコロとした可愛らしい状態で出てくる。
↑これは私が衝撃吸収のため全ての角にクッション(45㎝のやつ)を入れてるから。何度も圧を加えられてへこみ、柔らかくなった段ボールは、もはやクッションのふくらむ力に負けるくらい瀕死の状態で…それでも必死に荷物を包み込んでくれている様は涙を誘う。
でもって、開けると中身がアクリルならバリバリに割れてるし、本なら角という角が折れてる。どんなに丁寧にプチプチで梱包してても。ふぁっく。
あともういっちょ。関税抜けたあと、会場やらホテルに荷物運ぶのが大変。夜到着の便だと、フェリー乗り場にあまりタクシーいないし、ホテル行きシャトルバス(地域共同運航)は荷物多いと客が他にいなくても乗車拒否してくる。東横インとか取っててもそう。乗れた事がない。
↑以上の理由から、出来ればもう使いたくないです。安いんだけどねー。
次の対策はこれ
④ 国際郵便を出す
実は何度か台湾に船便を出していたことがありまして。これは30キロ7000円くらいで2週間くらいで着くので重宝していました。
2回目の釜山東方オンリー参加の時、荷物の持ち込みがほぼ出来ないことを知らずにビートルを取ってしまい、愕然としてオンリーの主催者様に相談。受け取りを快諾していただいたので1ヶ月前に船便で送ることになりました。
でも早速問題発生。
発送後、一つだけ返ってくる。理由は、サイズが違うから。いつも使ってる箱なんですけど…と郵便局職員さんに言うも、「郵便局記載のサイズだと、韓国便は計算方法が違うから(??)大き過ぎになる」のだとか。じゃあ、韓国便だけ小さくなるのですか?と訊いたら、「そうなりますよね、すみません。わからないです」との返事。
なにやら韓国便はめんどくさいのだろうということだけは伝わりました。(経験上察したというべきか…)
困らせてすみません…
とりあえずすぐ出せばまだ間に合うはず、との言葉を信じて発送。結果、なんとかこの一箱は届きました。でも先についてるはずの箱達…友人2人が送った各一箱ずつと、私の送ったもう一箱は、税関に引っかかってしまったらしく、未着。主催さんが助力してくださったものの、手続きが間に合わずイベント当日に受け取ることが叶わなかったのです。
その後返送手続きをとって、イベントが終わって数ヶ月経っても返って来ないため、ぱいそんさんが韓国人の知り合いに頼んで状況を尋ねたところ、「関税を払ってもらえないと返せない」と言われたのだとか。その知り合いの方(女性)が「荷物は入国せずに日本に返るのに、何故関税を払わなければいけないのか!」と大きな声で怒鳴ったら無事返ってくることになったとのこと。
っていうか、彼女曰く、韓国では大きな声で怒鳴らないと要望は通らないとのこと。日本人にはハードル高いなあ…orz
あちこちにご迷惑をかけてしまって申し訳ないです。
以降、韓国には船便送っていません…
とか言って、その後中国やフランスに荷物を送ってそれも後悔することになるんですけどね。
ひとつだけ言えることは、海外の郵便局や配送業者は、日本ほどちゃんと働かないしサービスも悪く、受け取っていただく側にも迷惑をかけがちなのであまりお勧めできないってことです。海外→日本の荷物はそんなにトラブったりしないのですが・・・・
というわけで、これといった解決策がないままですが…
→最終結論編に続く