JE2日目の夜は、散々ご迷惑をお掛けしたラモンさんとディナー
せめておごらせてくださいー。お疲れ様でした!
マルセイユもやっぱり治安は悪いみたいで、歩いてると売人さんから、(いけない葉っぱとかキノコとか)いるかい?って声かけられますw そういえば、会場近辺も街歩いてると時々おクスリご利用の方の独特の匂いがしてたなあ…
声かけられるとは言っても、観光地らしくしつこくはないのでそこまで気になりませんが、女の子だけとかではうろうろしない方がいいかも。
ホテルの近くにバスが止まってて、あれ乗れるかな?って近づいてみたら、なんだか怪しい雰囲気。
ラモンさんいわく、あれはパーティーバスだよ。あの中で彼らは夜通し騒ぐんだ。とのこと。
…へー、パリピ回収車?なんかすごいですね。
綺麗な街なのになあ。なんでこんなに治安悪いんだろ。
今回マルセイユは観光してないのが心残り。でも、イベント終わりに歩く夜のマルセイユの街並みはとても素敵でした。
ひととおり歩いたところで
港の横のいい雰囲気のレストランへ。
メニューを決めて一息ついたところで、
レストランの外をさっきのパーティーバスが走って行きます。
オタクとパリピは相容れないものですね。
そんなわけで、気を取り直してディナータイム。
フランスの料理は本当に美味しいし、見ているだけで幸せになります。
甘いの苦手なんだけど、このケーキはむちゃくちゃ美味しかった。基本、クレームブリュレみたいな感じ、表面はキャラメリゼでパリパリ。外の白いのはなんとココナッツ。味、食感、香り全てが完璧。フランスらしいケーキ!
余談ですが。
フランスの食事代はお高くて、だいたいランチで2000円、夕食で3000〜4000円くらい。1品頼んだらパンがついてくる。お酒を飲む人なら一杯800〜1500円くらい追加。デザートは1000円、コーヒー(エスプレッソ)は300〜500円くらい。
ちなみにマクドナルドでも平気で1人千円以上(パンの美味しい奴選んだらセットで1500円くらい取られるw)なので、ランチの時はどうせなら美味しいもの食べよっかーとなります。夜はマックでもいいかなーと思っちゃう。
フランスで安くて美味しいものを求めるなら、パン屋さんへGO!クロワッサン(1€)とチーズ(塊で2€)を買って部屋か公園で食べるのが最強です。パン屋がなければその辺のスーパーでもOK。日本では行列店レベルの美味しいパンがスーパー併設のパン屋で簡単に買えます。
さて、話を戻します。
美味しいディナーが終わって、ホテルに戻ったら、ロビーにあるパソコンの前へ。
ラモンさんにもう一つお願いごとをしなければいけません。ジャパンエキスポ後にTGVと呼ばれる高速鉄道に乗ってニースに行かなければいけないので、そのチケットの購入とそのプリントアウトです。本当に最後まで面倒をおかけしてすみません…
というわけで、不幸なラモンさんを置いて各自就寝。
翌日のジャパンエキスポ最終日会場で徹夜明けのラモンさんと別れました。
(…と、この頃は思っていました。ラモンさんのイベント、マドリードオタクは、2020年12月に延期されました。)
さてさて、そんなこんなで色々ありましたが
ジャパンエキスポを終え、翌日一行は、ニースへの移動のためTGVの出るマルセイユ駅へ!
スーツケースを抱えての移動は大変かなーと覚悟してましたが、ホテルの人に大きなタクシーを呼んでもらえたので意外と平気。
でもマルセイユの駅はちょっと緊張しました。
目つきの悪い人にすぐ後ろをついてこられたり、とかあったので…(⌒-⌒; )
電車に乗ってしまえば快適…ともいかなくて。荷物置き場がいっぱいで、荷物が減るまで一駅分(たっぷり20分くらい)は席につけませんでした。荷物置き場にいると、他の乗客の目線がキツイ…置き引きとかあるんだろうなー…
でも、席に着くと窓の外は絶景!「世界の車窓から」みたい。
高速鉄道の旅もいいものです(^-^)
ニースについたあとは、バスに乗って前半も泊まっていたACホテルニースへ。
ニースの路面バスは駅の真ん前から発車だし、低ステップ車なので荷物の載せ込みも簡単にできました。しかもホテルのすぐ裏側に停車するので便利!
チェックインしたら、外へお出かけ。
いよいよ今日が南仏最後の夜。
最後の夕食!
なんとなーく、食べたいものがありました。
それは、旅程中今日しか食べれなかったもの。
それは、地中海風パエリア!です!
なんで他の日程では食べれなかったかというと、これまではずっとスペイン人のラモンさんが同行していたからです。
彼が、旅行中行く先々でパエリアを見るたびに「これは本物のパエージャ(パエリア)じゃないよ。本物はこんな海鮮なんか入ってない。ウサギの肉を使って…(以下延々とパエージャ講義)」とヒートアップするのです。通りがかったレストランの入り口メニューでみかけてもそれが始まるので、お店の人から睨まれたりw スペイン人のパエージャへのこだわりはものすごく、それ故に注文できなかったのです。
しかし!
頑固なスペイン人の呪縛から解き放たれた今、我々を止めるものは誰もいない!!ヒャッハー!
これ3人前。いやいや無理無理食べ切れないって!
ああ、でも美味しい。頼んでよかった!
お腹がはちきれんばかりに食べても食べきれず、少し残すことになっちゃったけど、大満足でホテルに戻ります。
このお店もそうだけど、どこに行ってもネットで騒がれてるようなコロナ差別とかは受けず、むしろいく先々で本当に皆さんに親切にしていただけました。イベントは惨敗だったけど、また行きたいなあ…
この時、北イタリアでは新型コロナウイルスは感染拡大し、国境閉鎖。連日の報道がどんどん過熱していました。ニースのカーニバルも私たちが行った日からすぐ、期間短縮になって終わったそうです。
日本を出るとき(2月中旬)は、中国の次は日本(正確にはクルーズ船)と言われていた時期で、フランスに受け入れてもらえるかなあ、と心配だったくらいなのですが…
ちなみにラモンさんと別れる時もスペインはまだまだ全然普通でしたので、また六月にお会いしましょう!と言って別れました。
中東ではイランで感染爆発、現地は大騒ぎとのこと。大丈夫なのかなー行けるかなーと不安に思いつつ、南仏最後の夜は更けるのでした。