翌朝。
プラチナ会員特典であるところの無料朝食のお時間です。
高級ビュッフェスタイルです。最高。
修業期間でシェラトン系の朝食大好きになったので、これが無料なのは本当に嬉しいです。あれ?そういえば16泊もしたのにまだマリオットは泊ってないなぁ…
マリオットボンヴォイはマリオット系ホテルとSPG(シェラトン系)ホテルの統合体なのですが、SPG系が安価なことが多く、偏りました。
プラチナになったからにはマリオットも利用してみたいなぁ。いつか。







お腹いっぱいになったらホテル内をちょっと散策。
シェラトンアブダビはUAE基準で見ると小さなホテルですが、プライベートビーチやプール完備の立派なリゾートホテルなのです。
アブダビは巨大高層ホテルが列挙しているので、タクシーの運ちゃんに
「小さなホテルw」とか「目の前にある高層ビルは有名高級ホテルだよ!」
とか揶揄われたりもしましたが!(中東の人、失礼ジョークが多いですw)
小さいながらも素敵なホテルだと私は思います。
周囲がバブリーなだけで、日本で考えると十分な規模ですよ





お散歩が済んだら、アブダビ大統領官邸カスル アル ワタンへ!
大統領官邸は2019年から公開されているそうで、そのゴージャスさが話題になっています。
しかし、ここはアブダビでは珍しく有料なのです。
その額、なんと1800円。こっちの物価ではごく普通なんだろうけど、日本人は二の足を踏んでしまうお値段。
いっても大統領のお家でしょ?
日本の首相官邸とかホワイトハウスとかのイメージ。
それに1800円は高すぎないかなぁモスクとか無料だったのにー
とか、不満たらたら愚痴りながらチケットを買いました。

ケチです。
気前悪くてすみませんw
アラブ首長国連邦の大統領&副大統領、アブダビ皇太子の執務室もあり、世界的リーダー達が公式訪問時に招かれる、現役バリバリに使われている宮殿なので、入館前に厳重なセキュリティチェックがあります。体温チェックも。
ちょっとめんどい。
お金むっちゃ払ったしチェックめんどいし、大統領の家遊び行くのたるいなー
こんなんじゃ友達いなくなるよねー大統領に遭ったらなんかおごってもらおうかーとか言いながらバスで敷地内を進みます。

不敬です。すみません。
むっちゃ広い敷地を進み…
バスの車窓から見えたのはこちら↓

うえっ? あれですか?
大統領ちゃん遊ぼー!とか呼べない雰囲気じゃん!



正直、昨日見たグランドモスクとかエミレーツパレスが完全にかすんじゃいました。この豪華絢爛さ!
この建物の装飾には5000以上もの幾何学模様のパターンが使われているのだそうで、どこを見ても視界に入る情報量多すぎ!なのにすっごく綺麗で落ち着く…
この絶妙な色合いと配置。これはもう内部に入れる芸術品ですね。


文様のパターンの情報だけじゃなく、厚みや素材感も加わって圧倒されるしかありません。

視界すべてに装飾が施されたこの空間では
白一色のアラビア衣装がさぞかし映えるのでしょうね。
残念ながらアブダビ皇太子にはお会いできず、奢ってもらえませんでしたw


各国からの贈り物や歴史や文化について。アラビアンナイトの原文も!






洗面所に感動して蛇口の写真を撮る日本人。…お掃除のスタッフさんに見られてて恥ずかしかったですw

いやー、本当に素晴らしいところでした。
入場料は高いけどアブダビに行ったら絶対訪問するべきだと思います。
満足したところで、ホテルに帰ってラウンジで遅めの昼食です。
はい。アブダビ滞在中飲食にお金使っていません(最悪な客やん)

サンドイッチ、チーズ、ケーキ、フルーツなどを提供していました。


一泊しかしてないんですけど、プラチナ会員の特典で午後四時のチェックアウトにしてもらったので、それまでは食べ飲み放題です。最高オブ最高。
帰りの飛行機はこの日の深夜、ドバイ空港発。
(本当はもう一日ドバイで宿泊する予定だったのですが、コロナ騒動で飛行機が変更になったので、こんな変なスケジュールになりました。)
ドバイまではバスで戻ろうかと思っていましたが、荷物が多いので、ホテルの方に相談すると行きと同じ350ディルハム~400ディルハムで大型タクシーを手配できるとのこと。行きの送迎はとてもいい思い出だったので、贅沢だとは思いつつも頼むことに。
出発は夕方なので、それまでは街をぶらぶらお散歩してみることにしました。

整備された綺麗な街です。こんな近代的な街が砂漠にあるなんて不思議だなぁ…。

3月のアブダビは普通に暑い程度なので、休憩なくすいすい歩いて回れます。
観光にはいい時期かもしれません。


で、ホテルに戻ったのですが。
タクシーの金額の件でまーた揉めました。今回の旅そんな事ばっか。
もうめんどくさくなってきてたのであまり聞いてなかったのですが、
なんだか、350~400ディルハムって言っていたけど、実際問い合わせたら600ディルハムっていわれましたーとか、運転手はアブダビとドバイを往復しないといけないからーとかそんな話。はいはい。めんどくさ。
もう夜だし、今さらバス乗り場に向かうこともできない追い詰められた状況だったので、ぼったくりだと思っても使わざるをえないのが腹立たしいのですが、元はと言えば超大量の荷物を持って観光に来る方も来る方で、足元見られてもしょうがない状況。
取れる所からはきっちり取る、は中東に限らず海外あるあるなので…。
350~400ディルハムだと言っていたホテルの人に一応抗議してみたものの、まあ彼にはどうしようもないんですよね・・。
ぎりぎりまでお散歩なんて行ってたさっきまでの自分たちを恨めしく思いますが
今さらそれを言ってもねぇ…だし、元はといえば、ドバイに一泊泊まって荷物を預けて身軽に来る予定が、コロナのせいというかスカイツアーズのせいというか…とにかく変更になったから大荷物往復移動を強いられてる訳だし。
逆に面白いくらい不運の連鎖状態だなーと、もはや達観してきました。
まあ、せっかくの旅の締めくくり。
こんな金銭トラブルごときで不機嫌になるのもばからしいので、気を取り直してドバイに向かいます。

値段が倍近いわりには、行きみたいに高級車じゃないし、運転手さんがガイドとかしてくれるわけでもないので車内は微妙な空気。行きの3倍は社内時間は長く感じましたw
まあでも、アブダビからドバイの空港までって1時間半くらいかかるので、日本のタクシーに比べれば全然破格なんですけどね。
次の記事では帰りのアエロフロートでのフライトについて書くのですが…
それに比べたら、こんなもやもや、全然可愛いもんかなーとw