コロナで飲食店に人が少ないから、
日ごろは行列で行けない(並ぶの嫌いなので)お店に行こう!というわけで。
大分佐伯の塩湯さんに行きました。
最初に行っときますが、観光で行くにはちょいとハードルが高いですw
こんな感じの場所ですね。
大分市内からなら一時間ちょいくらいかな?
一応、電車でもいけます。
大分駅からJR日豊本線にのって14駅で、やっぱり1時間ちょいかかりますw。
九州最東端にある無人駅・浅海井駅下車。その後徒歩30分
下手したら帰れなくなるので時刻表は慎重にチェックしてね。
塩湯の名前の通り、ここは海の水を沸かしたお風呂に入る入浴施設なのですが、
隣接する飲食店の海鮮丼がとっても人気。
こちらが海鮮丼を提供してくれるお店。
席数がそんなにないこともあって、この地理条件にもかかわらず、休日にはながい待ちができます。
今回は日曜の訪問になってしまったので、早めに12時前に到着しましたが、すでに待ちが8組!
う…コロナ禍でも流石の人気です。
受付に名前を書いたら、車に戻って待機。
↑の待合室や周囲のベンチでも待てるけど、このご時世なので10分くらい車で潰します。
結局20分待ちくらいで案内されました。結構回転が早いかも。
店内は、海の見える半個室×5と、テーブル4台でした。今回はテーブルへの案内でした。
いい雰囲気!
注文は一番人気の海鮮丼(1200円+税)にしました。
周りの席のお客さんは魚のフライやエビフライを追加で頼んでいて、それもすっっっっごく美味しそうでしたけども…ちょっと食べ切れる自信なかったので今回は諦め(⌒-⌒; )
隣には生簀が。
おばちゃんが厨房からここへ、ちょこちょこ貝などを取りに来るのを眺めながら海鮮丼を待ちます。
小さなアジがいっぱい泳いでいて、唐揚げにでもするのかな?と思っていました。
アジさん達も、ちょいちょい掬い上げられては厨房に消えていきます。
興味深くその様子を追っていると注文の品がやってきました。
来ました!海鮮丼(1200円)です。
え???? でっっっか!!! 豪華!うそでしょ?
上の海老のマヨ焼きを避けるとこんな感じです。
新鮮そのものなお刺身たちはアツアツの御飯で温もらないよう
丼のへりに飾り盛されています。
さらに下の方(御飯との境目)は佐伯名物りゅうきゅう(漬け)の切り身がびっしり。
これで1200円はいくらなんでもサービスしすぎでは???
写真を撮り忘れてますが、魚のあらの味噌汁までついています(⌒-⌒; )
あ…活き造りになっているアジは、隣の生簀からさっき持っていかれた子か…
うるうるした目でピクピクしてます。
たった二枚の刺身になって…
う..辛い…
でもこの子が一番美味しい。むちゃくちゃ美味しい…ぷりっぷりだよぉ…
…ごめんなさい…。
もうほんと、食べきれないくらいの刺身が次から次へと。
掘っても掘っても出てきます。
刺身だけでは飽きるだろうと添えられている雑魚のかき揚げもポイント高いです。
下の方にあるりゅうきゅうは、生姜の効いたしょうゆみりん漬けの切り身なので、
最後はお茶漬けにしてもいいかもですね。
贅沢の極み! いいのかな…
大満足のお昼ご飯でした。コスパ良すぎ!
朝ご飯を抜いてきたのですがもうお腹いっぱいです。
美味しかったなーと余韻に浸りながらお会計。
安いお値段に改めて喜び、すぐに車に乗るのは苦しいからとすこし敷地をぶらぶらする事に。
外にも生け簀がありました。
小さなサザエとか鯛とか。
綺麗なお水で元気にすいすいと泳いでいるのをみると…
…う…さっきの罪悪感がまた胸を締め付けてきましたぞ…
アジさんのうるうるした、きれいな眼が思い出されて涙目に。
丼の2切れの刺身になったアジの子供の命…。
右半身が一切れ、左半身が一切れ。
…やばい。地味にメンタルを削られているわコレ…
あ、でも大丈夫。
ちゃんとすぐ復活しました。
帰りに「さいき 海の市場〇(まる)」によって、量り売りのちりめん買って
まあそれでなんか吹っ切れました。
一マス500円に何百匹も入っているちりめんじゃこちゃん達の命。
売り場のおばちゃんが「おまけしてあげるよー」とにこにこしながら追加投入してくれた、さらに何百匹分の命。
大きくなれなかった小さな命が、ビニール袋いっぱいに。人類って本当に罪深い。
でもまあ、口にいれてみるとふんわり柔らかくて、旨味の強いちりめんじゃこは美味しすぎて
「まあ、しょうがないかー」と自然笑顔になります。
そのまま食べても美味しいし、ご飯にのせてもいいし。いっそ炊き込みご飯もいいよね。
てなわけで、食物連鎖についても深く考えさせられる大分佐伯近辺。
機会があったら是非訪れてみてくださいね!
クジラになってすっごい数のプランクトン
を吸い込む夢を見ました。