↓航空券キャンセルに関しては以下記事にて。↓
中国東方航空がキャンセルになって、 残された選択肢は韓国や香港、台湾のアジア経由の飛行機か、日本からの直行便(高額!)ロシア経由の飛行機で、どれにするかを決めかねていました。愛用している中国東方航空の場合、預かり荷物23キロ×2が基本で、デルタゴールドカードを持っている姉太郎とぱいそんさんは更に23キロ一つを追加できます。無料でこれだけ荷物を預かってくれる航空会社は他にないので、ずっと決めあぐねていました。
1/29、いつものように航空券チェックをしていて、アエロフロートのコンフォート席が格安で出ているのを発見。
アエロフロートは、普通のエコノミーは荷物一個、上位のエコノミーフレックスで荷物2個になるので、それを検討していたのですが、同じく荷物2個預け可能なコンフォートクラシックが一人当たり75280円で出ています。エコノミーフレックスとの差額はなんと1人2200円!
アエロフロートなら東方航空と同じスカイチームなので、デルタゴールド特典のラウンジ利用や追加預け荷物が可能です。
調べてみるとアエロのコンフォート席は、プレエコとビジネスの中間くらい。広々座席に、機内食もコースで出てくるとのこと。これは面白そう!みんなに相談してみることに。
その際に情報収集した結果は以下↓
●ネットのレポ ●
機内食も飛行機も思ってたよりよかった。でもロストバゲージ(荷物が出てこない)した。
● 魔公子さん談 ●
モスクワでの経由時のターミナル間の移動にビザの申請が必要な場合がある(これは今回行きD→D帰りE→Dだったので問題なし)あと、魔公子さんの友人曰くロスバゲするからイベント参加時にはやめといた方がいいと。
● しいたけさんのお母様談 ●
似顔絵描きの御友人がロスバゲして、展示会中、画材も展示物も何もない状況に陥った。
やべえ。ロスバゲ情報100%やん(⌒-⌒; )
でもまあ、その後の対応を聞いてみると、空港到着時に出てこなくても、遅れた荷物はホテルに送ってくれるとのこと。…うー…ん…
悩んだ結果、今回はJAPAN EXPO当日の前に3日間の余裕があるし、ロスバゲは覚悟の上でチャレンジしてみることに!
行きは、成田→モスクワ経由→マルセイユ コンフォートクラシックで。
帰りは荷物が減っているだろうと予想して、エコノミーでドバイ→モスクワ経由→成田。あわせて2便の予約です。
念のため、荷物が遅れたり紛失した時のため追加で保険を入れておきました。
行きの成田→マルセイユ
もともと福岡発の予定が成田空港に変わった為、lccのジェットスターで大分空港から成田へ。楽天プレミアムカードの特典で成田空港に事前にスーツケースを送っておき、軽めの装備で出発です。
何で大分空港かというと、駐車料金が1日200円と破格だから。16日預けることになるので、ここは大事です。当初の予定通り福岡空港発だったら家族に送ってもらえたのでかからない手間とお金だったのですが、こういう状況だから仕方ない。
成田に着いたのが夜で、一泊して翌昼空港へ。直前予約で送迎バス付きのホテルでも1人三千円くらいでした。コロナの影響かなあ。
翌朝、人が少ないので特に混雑することもなく成田着。
送っていた荷物を受け取って、重量調整。
アエロフロートは荷物の重さに厳しいと リサーチしていたので念入りに調整しました。魔公子さんと合流してチェックインカウンターへ。
特に問題なくチェックイン終了。よかった!
コンフォート席にはラウンジアクセスはつきませんが、デルタゴールドアメックスカードの特典でスカイチームの飛行機に乗る場合はスカイチームのラウンジを使うことができます。成田ではデルタラウンジですね。
しかも本人だけでなく、+1人利用できます。今回のメンバー4人中、私とぱいそんさんの2人がデルタゴールド アメックスを持っているので、4人でラウンジ利用。お酒とビュッフェが楽しめる素敵空間ですが、写真撮るのを忘れてましたw
さて、いよいよ搭乗!初アエロフロート!初コンフォート!
広いし綺麗!シートの座り心地も良好!
お値段が安いので心配していましたが、コンフォート席は席自体もサービスもとても素晴らしかったです。
お食事も、エコノミーのプレートにプラスして3種から選べるメインが一皿つく感じのコースです。
イヤホンではなくヘッドホン備え付けで、音楽聴いたり映画みたりであっという間にモスクワ到着!楽しいフライトでした(^-^)
17:17、極寒のモスクワ・シェレメチェボ国際空港到着!ここでなんと沖止め。バス移動。中国経由ではよくあることだけど、外に放り出されるのはやっぱり寒い!震え上がりながら空港内に移動します。
不安だった乗り継ぎも意外とあっさり通過。
18時には、出発ゲート側に出ることができました。
次のマルセイユ行き出発時刻はなんと翌朝9:10発。Dターミナルにあるスカイチームラウンジを探します。まずみつけたのが、Eターミナルとの境、32ゲート付近にあるギャラリーラウンジ。
ラウンジWI-FIに接続できずにいるのを見かねて、親切な韓国人の方が声をかけてくれました。しばし歓談。 彼はイスラエルへ行こうとしていたのに、入国を拒否されたとのこと。…うーん…私たちの行くフランス・ドバイは受け入れてくれるかなぁ…。ちょっと心配になってきた。
2時間ほど過ごしたのですが、どうもここはちょっと人が多すぎ&狭すぎなので もう一つのラウンジに向かって移動します。
プライオリティパスアプリから、国際線はあと2つのラウンジがあるという情報を得て、「サンペテルブルグラウンジ」を探します。
どうもシェレメチェボ国際空港 のラウンジは名前が変わったり場所が変わったりしてるようで、なかなかみつかりませんでした。30分くらい探してようやく発見。
こちらのラウンジは広くて快適!食事もしっかりとれますし、お酒も飲み放題です。
これらが基本で、他に時間に応じてホットミール(サーモンピラフやロシア版ミートボール)やスープが出てくる感じでした。
プチケーキ(常時10種類くらい)やお酒も充実!
ラウンジでの食事。これは朝食でとってきたもの
また、ここのラウンジのいいところ。
なんと1000ルーブル(1500円ほど)でベッドルームが使えちゃいます。
しかし四つしか部屋がない為、あいにくこの日は一部屋しか空いておらず、魔公子さんだけが使用して、私たちはそのまま椅子で過ごすことにしました。
残念なことにモスクワ→マルセイユ便はコンフォートの設定がない、LCCみたいな便になります。格差が激しいけど、まあ、2200円差でモスクワまでコンフォート乗れたんだからそれくらいはいいかー。
マルセイユまでは3時間半くらい。
…と、ここまでが記念すべきアエロフロートの初フライト。モスクワからは若干狭かったものの、意外と快適に過ごせました。特に、コンフォートはお値段以上だと思います。
残念なのですがおススメできません。
まず、往路なのですが…
荷物が一つ失われました。
噂に聞くロスバゲではなく、スーツケース粉砕という形で…。
しかも、取れてるのに気づかれないよう、持ち手の所にきちんと刺した状態でこっそり流れてきたそう。いや、気付くわ!
何これクマにでも襲われた???どこまで雑に扱えばここまで壊れるの??ロシア語でfragileは「粉砕せよ」の意味なのかな…?
とりあえず、怒れるぱいそんさんをなだめて、マルセイユ空港の手荷物係に行って破損証明の書類を書いてもらいます。しかし、ここ(マルセイユ空港)の職員さんもなーんか不真面目だし、怒ってるぱいそんさんを煽ってくるし、さらに金額までごまかそうとするしで最悪。でもまあとりあえずは破損証明はゲットしました。あとはアエロフロート側に請求になるので、帰国後の対処です。
保険にも入っているし、保証されないということはないはず…なんだけど.,.。一抹の不安を抱えて空港を後にしました。
(更新はもうちょっと先になりますが、帰りの便と事後処理は、さらにトラブっちゃいます。もうほんっとうに最悪でした。)
余談。
マルセイユで合流するスペイン人のラモンさん。
エールフランス利用のスペインマドリード→マルセイユだったのですが、彼も
見事にロスバゲくらってました。しかも、ホテルに送ってくる予定が、職員が忘れて手配できてなかったりで散々。届くまでずっと電話で抗議してました。スカイチームとマルセイユ空港さん、もっとしっかりしてー!